つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
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Mariel さんの日記。(5件表示)

06/04/06 07:44(open)06/04/06 08:15(1144278907)
何でこうなるのよ〜!

そう叫びたい衝動を抑えた。

1時間ほど前、吟遊詩人のサリーはPTに誘われた。
既にLv75で保険もあった彼女は、初めてメリポを稼ごうと思ったからだ。

「ウルガラン山脈にしましょう。」

『は〜い。』

「詩人さん、釣り頑張ってねw」

「へ?」

続けて、初めてだと言ったら、その手順を教わった。
最初は誰でも初めてだから、と励まされたまでは良かったのだが、
今は後悔していた…。

「次行きます〜!」

前衛がまだ戦闘中だが、言われたとおりにサリーは釣りに行く。
寒い雪山の中でのシャイル装備は厳しい。
お腹丸出しなので、めちゃくちゃ寒いのだ。

「黒と戦です〜!」

そう言いながら、後衛にバラードを歌う。
前衛は釣ってきた黒に攻撃を開始している。
歌い終わると同時に駆け出し、新たな獲物を持ってくる。

そんな事を5時間ほど繰り返され、やっとPTは解散した。

「お疲れさま〜、稼げたねぇw」

「詩人さん、おつ〜w」

「お、お疲れ、さま、でした…。」

サリーは言葉を出すのも面倒なほどに疲れていた。
気がつけば、メリポを5Pほど獲得していた。
疲れる体を引きずって、モグハウスに入るとベッドに倒れこんだ。

「ご主人様、疲れてるクポ?」

「うん…。」

聞かれても無いのに、モーグリに事のあらましを話した。
愚痴りたかったのかもしれない、と思った。

「大変だったんクポねぇ。」

「ほんとよ、詩人が釣りをする時代になったんだなぁ。」

「これからはメリポ稼ぎどうするクポ?」

「行くわよ、今の流れがそうなら慣れるしかないものね。」

「頑張ってクポ〜♪」

モーグリの言葉に答える事無く、サリーは眠りに落ちていた。


・翌日・

疲れはすっかり抜け、部屋着に着替えた。
先日、そのまま寝てしまったのでシャイル装備は皺だらけになっていた。

「あ〜ぁ、皺伸ばさないとみっともないなぁ。」

「脚は任せるクポ〜。」

「お願いね。」

PT参加希望を出しながら、1人と1匹で皺伸ばし。

「伸ばしきる前に誘われそうw」

「それはそれで良い事クポよ。」

笑いながらそんな事を言うと、サリーのtellに着信があった。

『こんにちは、ランペでメリポしませんか?』

『はい、よろしくお願いします。』

何とか伸ばし終えたシャイル装備を身に纏い、モグハウスを出た。
集まってたのは、モモモ白赤。

「よろしく、詩人さんは釣り役でお願いします。」

「わかりました!」

威勢の良い返事をしたサリーだが、
数時間後に疲れきった表情で愚痴をこぼす事になる。

「何でこうなるのよ〜!!」







・あとがきもどき・

吟遊詩人は釣り役だそうです。
ウルガランもランペも経験しましたが、慣れないと辛いですw
私は慣れてません(´・ω・`)

ですが、アホみたいに稼げるの事実です。
5時間で5P=50000も無茶では無いです、噂じゃ時給15000とかってのもあるとかw
書いてて、詩人釣りスキル上げないとなぁ、と思ってみたり( ´ー`)y-~~

でわでわ(´∀`)ノシ
Luciel >
メリポはまだまだだなぁ なんかチェーンしまくるらしいですね。
そんな感じでLv上げもしてみたい、なんか楽しそうだ。
(06/04/06 12:46)
Mariel >
ランペで20チェーンしたのが自己新記録です('∇')
めっちゃ稼げるけど、ほんと疲れますよw
(06/04/07 07:14)

名前
06/04/02 08:14(open)06/04/02 08:52(1143935525)
「う〜ん…。」

マリエルはウィンダスのモグハウスで悩んでいた。
マネキンが3つと、色んな家具の並ぶ中、収納表を見ながらである。

「ご主人様?」

「モグ。」

「何クポか?」

「どうして、金庫も収納もいっぱいなのかしら?」

「ご主人様が片付け下グボォ!」

モーグリに最後まで言わせる間も無く、マリエルは両手棍で叩いた。
壁まで吹き飛ばされたモーグリは、そのままぶつかり床に落ちた。

「言われなくてもわかってるっての…。」

やりすぎた、そう思いながらも気絶しているのを介抱しようとはしなかった。

「しかし、どうしようかしらねぇ。」



整理をしようと思ったのは、数日前の話である。

『まりえるん、いつウィンかジュノに来れるですか?』

オンゾゾで友達の短剣取り兼ねたフェロー上げの最中の事。
友達にして専属スタイリスト(待て)のこつぶからのtellが入った。

『もうちょいで戻るよ〜。』

結局、沸かずに終わった後にジュノへと戻った。
そこで、こつぶから新しい服を渡された。

「どうしても手渡ししたかったですよ。」

可愛い事言ってくれるなぁ、と思いつつ、
名前入りの『バトルジュポン』を受け取った。
一緒に居合わせた弟から絹糸を貰い、こつぶは嬉しそうにしていた。

「ただじゃ悪いねぇ。」

「いあ、作りたくて作ったもんだし、気にしなくてええですよ。」

「ちょっと待ってて。」

マリエルは競売所まで急ぐと、最近の価格を調べた。

『30.000ギル』

「3万だったから、はい。」

そう言って、こつぶに5万ギルを手渡した。

「多いですよ?!」

「名前代ね、貰っといてw」

絹糸貰ったし、と渋ったものの、それは私からじゃないからと受け取らせた。

「お礼に今度また何か作るですよ。」

「それはありがたく受け取らせてもらうね。」

と、その後は雑談して別れた。
そして、ジュノのレンタルハウスで現在の金庫と収納の実情を見て、
母国へと戻ったのである。



「ふ〜む…。」

金庫の中にはメインの装備が主に入っていて、
収納の中にはレベル制限用の際に必要な物が入っていた。

「倉庫に送るのは面倒だしなぁ。」

一番簡単な解決法を『面倒』で放り投げるのだから、頭を悩ませているのだ。

「収納を増やすのもいいけど、家具置くにも金庫が…。」

家具を置くにも金庫の空きが必要だった。
今使ってる家具以上の収納数を誇る物は高いのも悩みの1つだった。
しかし、背に腹は変えられなかった。

「買うかぁ、今後も増えるだろうし♪」

こつぶ仕立ての服が増える事を見通し、交換用に収納数の多い家具を多数購入した。
まだ空きのある鞄を使って、金庫と収納のアイテム整理を開始した。


〜数分後〜


「出来た!」

今回の新作のバトルジュポンはマネキンが袖を通している。
そして、急ぎ必要にない物を吟味し、収納に移動する事で金庫にも空きが出来た。

「しばらくはこれで良しかな、手に負えなくなったら倉庫にしよう。」

良い仕事したぁ、と満足げな表情でモグハウスを出た。
活動拠点のジュノへとデジョンする為である。

戻った後に、ガードに話してレンタルハウスを借りようとしたのだが

「モーグリが反応無い様だな…?」

「あ。」

「どうかしたのか?」

「いえ、また後でいいです。」

その場を後にしてから思い返した。

「モグ、気絶したままだった…w」

結局、マリエルがレンタルハウスに入れたのは、それから数時間後の事であった。

「まったく、いつまでも気絶してるんじゃない!」

「アンタ、無茶苦茶言ってるクポよ?!」


〜おしまい〜






<あとがき>

実話を元にしましたw
収納整理は近日実施予定で、家具を買うかどうかは未定w
こつぶっこには名前入りで色々お世話になってます。
クロウシリーズにトレダーシリーズ、コサージュなど、
ほんとにほんとに感謝しとります_(._.)_

こつぶっこへ
バトルジュポンありがとね〜♪
残りのバトルシリーズその他部位と、グリーンベレーも待ってますね(*´Д`*)(待て
Kotsubu >
( ̄□ ̄;そう来たか!?
でもそっか、バトルジュポンでそれだけ独立してるものだと思ってたですけど、ちゃんとシリーズなんですね?
調べておくです!ヾ(≧▽≦)ノ
でも、下部位はなくとなく革のような予感もしますな。
んでもって、邪魔くさかったら作らんですよ?
(06/04/02 12:45)
Mariel >
収納具合が[危険]だけど、邪魔じゃないクポよ(´∀`)
どんどん作ってたもれ〜♪(ぉ
(06/04/02 15:06)
Kotsubu >
コサージュは作れるけど、ドレス部位はまだまだ作れないのですよねぇ。
作れたら作りたいのですけどね。
(06/04/02 15:41)

名前
06/03/26 09:34(open)06/03/26 10:41(1143337286)
「長かったな・・・。」

「思ってたよりも早かったですじゃよ、王。」

俺は玉座に座り、新宰相のハルトマンが傍らに立っていた。



トリオン・ピエージェ両王子とは戦うことになった。
ピエージェとはバリスタ、トリオンとは1対1。

バリスタではこちらの集めたメンバーが獅子奮迅の働きをしてくれた。
相手は神殿騎士団の騎士達だったが、ルシエル指揮の下では相手にならなかった。

トリオンとの対決は言うまでもなかった。
日々を命がけで戦ってた俺と、城の中の稽古の剣じゃ鋭さが違う。
実戦と模擬戦は違うと言うのを見せ付ける結果でもあった。

「く、くそ・・・。」

「チェックメイト、俺の勝ちですね。」

剣をトリオンの喉元に突きつけて言った。

「救国の英雄には勝てない、か、降参だ。」

片膝をついて降参したので、剣を納めた。

「俺達をどうするつもりだ?」

「要職についてもらいます、王立・神殿両騎士団の総大将って所でしょうかね。」

「今と変わらないではないか。」

「えぇ、それでいいんですよ。」

「わかった、お前の、いや、王の決定に従おう。」

こうして、両王子は総大将の肩書きで城にいる。
デスティン王は引退し、城でのんびりと余生を過ごす事になった。
ハルヴァー宰相も引退することになった。

「エンペラー、後を頼むぞ。
 ハルトマン、よく補佐してやってくれ。」

『ははっ!』

デスティンは満足そうに頷くと、王冠をかぶせ、玉座を譲ったのだった。



「皆はどうしてる?」

「猫スケは不穏分子の探索に当たってますじゃ。
 つぶつぶはウィンダスで料理と裁縫の勉強に。
 ルシエルと白黒殿、ゼフォン殿とレヤ殿は旅に出られた様ですな。
 CB殿とデュオ殿はワシの家におりますじゃ。」

「そうか・・・。」

大半のメンバーが出て行ったのが、少し寂しく感じた。

「つぶつぶは勉強が終わったら戻って来ますじゃよ。
 CB殿とデュオ殿をどうするかは、明日にでも来て頂いて話合いましょうかのぅ。」

「あぁ、そうだな。」

つぶつぶが戻ってきたら、衣装とご飯に広がりが持てるな。と思った。


「2人には、ぜひここにいてもらいたいと思うのだが・・・。」

翌日、2人を呼び寄せた。
デュオには新たな軍を、CBには魔道士軍を指揮してもらおうと思っていた。

「指揮とかってより、装備品作ったりとかする方が向いてるッス。」

「軍を指揮するより、個人で動かせてもらったほうが・・・。」

あっさり拒否され、ちょっと凹む。

「では、デュオ殿には王のガードを、CB殿には工房を与える事でいかかでしょう?」

ハルトマンの提案に、俺は頷いた。

「それでいいか?」

2人が頷いたので、新たな貴族としてその役に任命した。
その他の事も順調に決まり、新たな国が動き始めた。



「長かったな・・・。」

「思ってたよりも早かったですじゃよ、王。」

俺は玉座に座り、新宰相のハルトマンが傍らに立っていた。
城の中が静まる深夜、ドアが開いた。

『!?』

俺とハルトマンが腰の剣に手をかける。
入ってきたのは真っ黒なチュニックに身を包んだタルタル。

「何者じゃ!」

「・・・・・・・。」

「答えぬならば、切り伏せるぞ!」

ハルトマンの声に動じずに、こちらを見ているタルタル。
目深にフードをかぶっていたので、顔が見えない。

「マリエルさん、か?」

確証は無かった。
不意にその名が、俺の口から出てきたのだ。

「この度は王位継承おめでとうございます。
 弟も大変お世話になったようで、神子様も動向を気にしておられました。」

フードを上げると、そこには金と赤のポニーテールのタルタル・マリエルがいた。
不敵な笑みを浮かべ、優雅に頭を下げた。

「神子?星の神子が我が国の動向をとは?」

俺の知り合いと見たのか、ハルトマンの口調が丁寧に戻った。

「言葉の通りです。
 王に勧誘された事から、内乱の動きありと報告したのですから。」

「・・・・・・・。」

「して、マリエル殿は、この夜更けに祝いの言葉を述べに来たのですかな?」

「えぇ、亡き者にする気などありませんよ。」

彼女がニヤリと笑った。
俺とハルトマンは悪寒が走り、腰の剣に手をかける。

「!」

急にマリエルが後ろに飛んだ。
彼女が立っていた位置に矢が刺さっている。

「覗き見とは無粋じゃないかしら?」

その声に、上から1つの影が降りてきた。

「猫スケ!」

「すまないね、爺。不覚を取って、侵入されてしまった。」

カッツェナージェは、言うや否や弓を引き絞る。
狙いはマリエルの額に向けていた。

「貴女は何をしたいのだ?」

「祝辞を述べに来た、と言ったでしょう・・・ふふふ。」

笑いながら、彼女はその場から消えた。デジョンだ。

「猫さん、彼女には気をつけてくれ。」

「わかりました。
 それと、侵入されてもうしわけありませんでした。」

「気にしないでくれ、俺は休む。」

『ははっ!』

ハルトマンとカッツェナージェに見送られ、俺は部屋に戻った。

「彼女は敵だとすると、ウィンダスの意思なのか・・・。」

祝辞を述べたと言っていたが、ニヤリと笑った瞬間に殺気を感じた。

「やれやれ、少しはのんびりしたんだけどな・・・。」

そのまま、俺は眠りについた。



歴史書は語る。

『異種族の王がサンドリアを統治した時代あり。
 その王、歯を光らせ笑う事から[光歯王]と呼ばれん。
 笑いの絶えぬ国作りをと奮闘し、彼の死ぬまで平和であった。
 しかし、王は子を生さなかった為、王位継承で乱れる事になる。
 王の唯一の汚点であった事をここに記さん。』







<あとがき>

ごめんなさい。

いきなり最終回です。
続きの話を上手くかけなかったので最終回を持ってきました。
元々、あからさまなハッピーエンドにする気は無かったこのお話です。

しばらくは単発が短編でちまちま駄文を書こうと思います。
ではでは(ノД`)ノシ
まゆか > まぁ 陛下らしいオチでいいんでないかいo(^-^)o (06/03/26 12:34)
Kotsubu >
おもろかったでー!
最後のまりえるんがめっちゃ気になるですけどおもろかったどー!ヾ(≧▽≦)ノ
(06/03/26 19:33)
Shirokuro > さすがはゴールド☆☆☆バリスター( ̄m ̄) (06/03/26 22:57)
Mariel >
ほんとは最後に書いた所から@3話ほど書いてから、これが出る予定だったり…orz
マリエルの登場した経緯なんかも、そこで出るはずだったのですが[ごめんなさい]_(._.)_
(06/03/27 09:43)
Hartmann >
宰相日記:本日陛下はバタリアバザーを視察(宰相目撃)。
下々の生活を垣間見て「うはww高いwww買えないww」との声明を発表
されたとかされなかったとか(´・ω・`)
(06/03/27 16:22)
Kotsubu > ダマスク売ってるのに金ないですかっ!!( ̄□ ̄; (06/03/27 21:05)

名前
02/13 07:38(open)02/13 08:11(122)
2/14 ヴァレンティオン・デー当日。

「庭のモニュメントの所で待ってます。」

朝、起き立てのデュオに、ルイからのtellが入った。
急いで身支度を整え、庭に出てみると甘い空気が一帯を覆っていた。

(あ、今日が当日だったっけ?)

イベント開催中に姉からしか貰った事の無いデュオには、驚きの空気だった。
見れば、男x女は当然だが、女x女や男x男の組み合わせも見える。
男x女でも、男からチョコを渡してるのも目に入る。

(色々ある、んだな・・・?)

自分には理解不能な光景。
わからないから考えない様にして、待ち合わせ場所に向かう。
そこにはルイが待っていた。

「おはよう、ルイ。」

「おはようございます、デュオさん。」

声をかけると、満面の笑みで挨拶を返してきた。
つられて、デュオも微笑む。

「どうしたの?って聞くのは野暮かな?」

「お、おわかりかも知れないですけど、チョコです♪」

しゃがんで差し出されたのは、丁寧に包装された『ラブラブチョコ』。
銘入りの品で、彼女の愛情がたくさん込められているのを感じた。

「ありがとう、嬉しいよ!」

ぴょんぴょんと飛び跳ねるデュオに、ルイは微笑んだ。

「あ、でも、チョコは間に合わなくて既製品なんです・・・。」

「え?」

「スキル足りなくて、HQ出来なくて・・・。」

笑顔から一転、申し訳無さそうに言うルイ。
しゃがんでる彼女の頭を、デュオがぽんぽんと叩く。

「丁寧に包装してくれてるし、来年は期待していい?」

「はい!来年はどっちも自作しますね♪」

ルイの返事を聞くと、デュオは丁寧に包装を剥く。
そして、中から出てきたハートチョコを2つに割った。

「一緒に食べよ。」

「はい!」

2人でその場に座って、チョコレートを食べる。
他愛も無い話に花を咲かせ、素敵な1日を過ごしていた。



「あ、もうこんな時間か。」

辺りは暗くなり、夜になっていた。
凄い長い時間話し込んでいたのだが、2人には全然そんな気がしなかった。

「ですね、早いです・・・。」

名残惜しそうにするルイに、デュオはこう言った。

「明日、どっか行こうか?」

「え?」

ルイはデュオの方を見ると、互いの目が合う。

「今日のお礼、デートしよう。」

「はい!」

満面の笑みで頷くと、デュオも少し照れくさそうに頷いた。
そして、立ち上がるとルイの髪に触れる。

「デュオさん?」

鞄にしまったスカーレットリボンを、彼女の結ってある結び目に巻きつけた。

「リボンも似合うよ。」

「あ、あう・・・。」

嬉しさと恥ずかしさに、ルイは顔を真っ赤にしてしまった。

「それじゃ、また明日。」

「はい、また明日。」

『ちゅ』

どちらからとなく、2人は顔を近づけてキスを交わす。

「甘い、ですね。」

「チョコ食べたからね。」

お互いに笑いあい、そしてそれぞれのモグハウスに戻っていった。

こうして、初めてのヴァレンティオン・デーは終わりを迎えたのであった。





<あとがき>

主役の2人にチョコを使ったやり取りがないと気づいたので、おまけですw

ちなみに、翌日にデート、と言い出したのはホワイトデーのイベントが無いからです。
(確か、無かったよね・・・?w)

んでわでわw
Luciel > もうずいぶん前にもらったチョコ。 くれた人は引退したので食べずに倉庫にしまってます。  (02/13 16:37)
Luciel > ホワイトデーはないかな?ないかも。宝珠似の飴玉をお返しにしましょう。  (02/13 16:38)

名前
02/10 08:49(open)02/10 11:58(121)
(それなりに稼げたPTだったかな。)

解散後に、姉から貰ったチョコを食べながら振り返った。

『そういう固定もあるって事ね。』
『稼げて良かったね、羨ましいよ…。』

LSでの会話を続けて思い出す。
それなりに稼げた、と報告したらそう言われたのだ。

「しかし、今回のチョコは甘くないか?」

「モグはこれくらいで良いクポ〜♪」

半分分けてもらったモーグリは、嬉しそうに空中でくるくると回った。

「まぁ、いいか。」

食べ終わると、歯を磨き、デュオは眠りに着いた。



「おつかれ〜。」

『おつかれ〜。』

カチ〜ンとグラス同士がぶつかる音が響く。
ルイ達は解散後、ジュノ下層の吟遊詩人酒場で乾杯した。

戦「いや〜、結構稼げたべ?」

黒「そうだねぇ、恋の経験値はどうだった?」

「優しくてかっこ良かった〜、やっぱ素敵だよ〜。」

侍「惚れ直した、と・・・。」

赤「頑張ってる感じが好感持てたのは同意かなぁ。」

赤猫の言葉に、ルイは自分の事を褒められた様に感じた。

「うんうん、素敵だよね〜。」

黒「ね、彼も固定メンバーにしちゃう?」

黒タルの言葉には、メンバーが難色を示した。

戦「俺的にはかまわないけど、相手の都合次第だべ。」

侍「完全固定するなら、LSに来てもらえた方が良くないか?」

赤「ここからは一気に上げたいなぁ、新たに固定化すると行けない日とか増えそう。」

「彼がいるなら彼を、いないなら他の人で良いよ。
 これ以上迷惑かけられないもの。」

ルイの言葉に皆頷き、彼がいる時は彼を、いない時は別の人を、で決まった。
その後、一行は大いに盛りあがって、それぞれのモグハウスに帰った。

「ただいまぁ〜。」

「おかえりクポって、酒くさっ!」

顔を真っ赤にして、お酒の臭いを振りまく主人に顔をゆがめる。
水を手渡しながら、呆れる様に言った。

「強くないのに飲みすぎクポ、明日も頭痛い痛いクポよ?」

「だ〜ってぇ、彼とPT出来て嬉しかったんだもん♪」

ぼふっと、備え付けのベッドに飛び込む。
お気に入りのブレスド装備がくしゃくしゃになる。

「自分で飲む量の調整がつかないんじゃ、まだまだ子供クポ。」

「うっさいぞ〜、エロモーグリのくせにぃ。」

PT前に下着姿を見られた事を忘れていない。

「うぅ、エロモーグリは酷いクポ〜って、寝てるしっ!」

寝入ってしまった主人の靴を脱がし、毛布をかける。
ルイの顔が目に入り、モーグリは思わず顔が綻んだ。

「良い夢見てるんクポね、おやすみなさいクポ〜。」



翌日

デュオは目を覚まし、身支度を整え、モーグリに届け物の有無を確認する。

「マリエルさんからお届け物クポ〜。」

「ん?お金・・・?」

手渡されたのはドラドスシと袋と手紙。
届け物で袋とはお金が入っているのだ。
首をひねりながら、手紙を開けた。

『かねてよりの約束だった片手刀代(1本分)を送ります。
 あと、スシも無くなるでしょうから一緒に送ります。
 次回からは材料、もしくは材料費を忘れずに。     マリエル』

「サンキュ、姉さん。」

自分の財布にお金を入れ、鞄にスシを入れる。
手紙は折りたたみ、モーグリに預けた。

「ご主人様、お出かけクポ?」

「あぁ、早速刀を買って、レベル上げ行かないとな。」

「いってらっしゃいクポ〜。」

モグハウスを出て、競売へ向かう。
目当ての片手刀はすぐ見つかる、出品数は12。

(前に見た時より値下がってるな、ありがたい。)

姉から受け取った金額よりも安く手に入った。
余った分は忍具の材料代にした。

『渡した以上はあげたもの。
 金額にもよるけど、基本は返さなくていいわ。』

と、前に言われて以来、ありがたく使っている。
忍者はそれでなくても、お金の消費が多いのだ。

(刀は安くなったけど、材料費は高いままだなぁ。)

紙兵の材料を買い、作りながら希望を出す事にした。



「あ、頭痛い・・・。」

モーグリの予想通り、ルイは二日酔いに苦しんでいた。
水を飲み、ベッドに倒れる。
ブレスド装備はよれよれになり、頭は寝癖が酷く、体調も最悪。

「うぅ〜、頭痛い・・・。」

「これに懲りて、お酒の飲む量を覚えるクポ。」

「楽しいと飲みすぎちゃうのよ〜。」

と、苦しんでる中、LSから赤猫の声がした。

{赤:ルイ、おはよ〜。}

{お、おはよ・・・。}

{黒:ま〜た二日酔いなのね。}

{戦:お子様だべ。}

{うるさいよ・・・。}

{侍:良いお知らせをしてあげよう。}

侍人が明るい声で言った。

{・・・何?}

一方、ルイの声はこれ以上無いほどに暗かった。

{侍:彼が希望出してる。}

{!?}

がばっと身を起こすが、途端に強烈な痛みがルイの頭に響く。
声に出さずに悶えていると、黒タルが訊ねてきた。

{黒:レベル上げ、行く?}

{い、行く・・・。}

{赤:大丈夫なの?}

{恋する乙女は無敵なのよ?}

{戦:疑問系で言われてもわからねぇって。}

{侍:じゃ、俺がリーダーするから、準備しろよ〜。}

いち早く見つけていた侍がリーダーをし、デュオを誘った。
ルイ以外のメンバーを誘い、ル・ルデの庭のガードに集合した。



(またこの人達か、って・・・。)

白のルイがいない事に気づいた。

「あの、白さんは?」

黒「ちょっと時間がかかってて、ごめんなさい。」

{赤:ほら、早く〜。}

黒が謝り、赤が急かす。
急かされてるルイはモーグリに目隠しをして、ブレスド装備にアイロンをかけていた。

{こんなシワシワの服じゃ行けないよ〜。}

{戦:俺見たく裸で寝れば解決だべ!}

{出来るわけないでしょ!}

急かす心が頭痛を吹き飛ばし、必死にアイロンかけをする。

{出来た〜!}

{赤:早く来なさい!}

ルイが服を着込み、集合場所に行くと、侍とデュオが話し込んでいた。

侍「ほぅ、デュオさんは彼女とかいないわけですか?」

「いないですよ、侍さんは?」

(彼女いないんだ、チャンス♪)

黒「私が彼女だったりします。」

侍「あっはっはっは。」

足元にいた黒を抱き上げると、侍は豪快に笑った。

「そりゃ、ビックリ・・・。」

デュオは唖然とするしか無かった。

侍「恋人は良いものですよ。
  今、ヴァレンティオン・デーだし、告白されるかもしれませんね。」

「されたら素敵ですけど、まぁ無関係なまま終わるでしょう。」

と、笑って答えていた。

「お、お待たせしました〜・・・。」

「こんにち・・・。」

挨拶をしたルイを見て、デュオは挨拶を返せなかった。
メンバーもルイを見たと思ったら、目をそらした。

「ど、どうかしました?」

「寝癖、凄いですよ。」

「へ?」

赤「はい。」

赤が手鏡を手渡してきたので受け取る。
そして、自分の頭を見た瞬間、顔が真っ赤に染まる。

「キャーーーーーーーーーーーーー!!」

ルイは庭中に響く大絶叫をした後、デジョンでモグハウスに戻っていった。

戦「もう少しかかるみたいで申し訳ないっす。」

「あ、いえ、待ちますね・・・。」

驚きを隠せない表情で、デュオはそう答えた。

{は、恥ずかしすぎる〜!}

{赤:アイロンで手一杯だったのねぇ。}

{黒:でも、あれは叫びすぎだよ。}

急いで髪型を整えるルイ。
その目には恥ずかしさから涙が滲んでいた。

{赤:でも、彼女いないみたいね。}

{うん・・・。}

{黒:恥かいたけど、それ聞けただけいいんじゃない?}

{う、うん。}

それから10分ほどして、髪型を整えたルイが現れ、
昨日と同じくクフタル地下に向かった。



(やっぱ、皆上手だよなぁ。)

始まってみると、改めてそう思う。
ルイの状態異常対応も、今日はスムーズだった。
流れる様に狩りを続けていた、その時。

「お、上がった。」

デュオがLv72に上がった。
TPを使い切った後だったので、買った刀に持ち変える。

『おめでと〜!』

「おめでとうございます!」

「ありがとう!」

それからも狩りを続行し、気がつけば全員Lvが上がっていた。

「おめでとう!」

「ありがとうございます♪」

最後に上がったルイは、デュオに微笑んで答えた。

侍「それじゃ、次のチェーンで帰りましょうか?」

『了解。』

戦「デュオさんは、そのまま試練を受けないとっすね。」

「えぇ、片手刀の潜在外しをしないとです。」

そう、通称:WS取得クエがあるのだ。
忍者の場合、Lv72で発生資格の『片手刀スキル250』に到達する。

戦「俺ら手伝うっすよ。」

侍「月光あると闇出来るから、すぐ終わりますし。」

「でも・・・。」

流石に気が引ける。
ありがたい申し出だが、そこで甘えるにも、彼らとの接点が薄すぎるからだ。

赤「これも縁ですし、気にせずに。」

黒「えぇ、私達はかまいませんから。」

「お手伝いしたいんです、ダメですか・・・?」

ルイの言葉を聴き、デュオは頭を下げた。

「ありがとうございます、皆さんに甘えます。」

『おkw』

そして、チェーン終了後エスケプし、デュオとルイがテレポヨトで飛ぶ事になった。

「それじゃ、急いで受けてきます。」

黒「フェロー呼びつつ、スキル上げして待ってますからごゆっくり。」

侍「一度解散しますので、デュオさんリーダーでルイちゃんを誘ってください。」

「わかりました。」

解散し、デュオがルイを誘う。

「それじゃ、飛びますね?」

「お願いします。」

詠唱を開始すると、LSから声が届く。

{戦:お膳立てはしたから、バシッと決めてこいっす。}

{侍:ノーグでは殺風景ですが、外でしてはいけないぞ。}

{赤:あとで結果報告するように。}

{黒:大丈夫、上手くいくよ。}

ありがたい応援(?)を耳に、2人はヨアトル大森林に飛んだ。

「テレポありがとう。」

「これくらい、何てこと無いです♪」

(2人きりって、ちょっとドキドキ・・・。)

ご機嫌なルイを尻目に、デュオは急いでノーグに向かっていた。

(あんまり待たせちゃいけないよな。)

付き合ってもらうだけでも甘えているのに、ゆっくりなんて出来ない。


「デュオさん。」

ユタンガ大森林に入った所で、ルイが声をかけた。

「はい?」

「デュオさんって彼女とかいないんです、よね?」

「えぇ。周り、と言うか、姉が怖いので女性に積極的になれないんです。」

「優しそうなのに・・・。」

「え?」

足を止めて、デュオは振り返ってルイを見る。

「姉を知ってるんですか?」

ルイはデュオの前で足を止めると、頷いた。

「覚えてませんか?前にラテーヌで助けてもらったんですよ。」

(ラテーヌ・・・?)

ゆっくりと記憶を掘り下げる、そして思い当たる。

「あ!モンクAF2揃って、それ着て素材狩りに行った日!」

「かな、モンクAF2を全身に着てて凄いなぁって。
 で、お姉さんにケアルとかしてもらったんですよ。」

「女の子を殴っちゃダメ、とか言われた日だ。」

「そうですそうです♪」

嬉しそうな声をあげるルイに対し、デュオは頭をかいていた。

「あの人が怖いんですよ、頼れる人でもありますけどね。」

「怖いって?」

「怒らせると手に負えないし、喧嘩したら勝てないし、古傷を思い切りえぐるし…。」

「あ、あう・・・。」

「女性の皆さんがそうでは無いのはわかるんですが、
 身近にいた人が怖すぎたんですね。」

笑いながら、デュオはそう言った。

(ここで言おう!)

ルイは自分の心臓の音が聞こえるほど緊張していた。
そして、ゆっくりと口を開いた。

「私・・・」

「はい?」

「私、デュオさんが好きですよ。」

「え?」

「ラテーヌで助けてもらった時、一目惚れでした・・・。」

そう言うと、真っ赤な顔を俯かせてしまう。
緊張して、デュオの顔が見れないのだ。

「ごめんなさい・・・。」

(え?)

聞きたくない言葉が耳に届いた。
顔を上げると、デュオは視線を外していた。

「さっきも言ったけど、積極的になれなかったから女性がわからないんです。
 好きでいてくれたのは嬉しいけど、上手くお付き合い出来る自信がありません。」

「・・・・・・・。」

「・・・・・・・。」

静寂を破ったのはルイだった。

「私だって・・・」

「?」

「私だって自信なんて無いです。」

「ルイ、さん?」

「私だって男の人に告白したのも初めてだし、お付き合いするのも初めてです。」

「・・・・・。」

ルイはしゃがんで、デュオの目を見て続ける。

「怖いって逃げないでください。
 初めて同士、一歩一歩進んでいけばいいじゃないですか。」

「それは、そうだけど・・・。」

「デュオさん、私の事嫌いですか?」

「それは・・・。」

「お付き合いの自信とか抜きです、好きか嫌いかです!」

「よ、よくわからないけど、嫌いではない、です!」

ルイの勢いに飲まれ、叫ぶ様に答えた。

「じゃあ、好きになってください!」

「え?」

「お付き合いして、私を好きになってください。」

「で、でも・・・。」

ルイは、はっきりしないデュオの顔に手を添えた。
そして、そのまま自分の顔を近づけていく。

「ルイさ・・・ん?!」

『ちゅ』

触れるだけのキス。
顔を真っ赤にし、涙を流すルイの顔がはっきり見える。

「私は貴方が好きです・・・。」

(こんなにも俺の事を好きでいてくれてるんだ・・・。)

胸が締め付けられる様な感じ。
デュオに取って、それは初めての経験だった。
その思いが勝手に体を動かした。

「え?」

「ありがとう、ございます。」

ルイの頭を胸に抱きしめた。
耳には、デュオが緊張しているのだろう、早い鼓動が聞こえてきた。

「こんな情けない俺だけど、いいですか?」

「一緒に『らぶらぶカップル』目指しましょ♪」

『ちゅ』

2回目の触れるだけのキス。
それが誓いであるかの様に、2人はノーグへと向かった。





「デュオさ〜ん、こっちこっち!」

お互いにLv75になった2人は、プルゴノルゴ島に遊びに出かけた。
イベントで手に入れていた水着ではしゃぐルイに、デュオは圧倒されていた。

(しかし、脚線美が眩しいなぁ・・・。)

白い砂浜よりも、足に目が行ってしまうのは健全な男の子である。

2人は潮干狩りしたり、水かけっこしたり、思い切り遊んだ。

そして、奥のビーチに行き、寄り添って座っていた。

「楽しかったですね。」

「レベル上げより疲れたよ、ルイさん元気過ぎw」

「また『さん』つけてる。」

「な、慣れないんだよ。」

「早く慣れてくださいね♪」

「し、精進します・・・。」

『ちゅ』

未だに触れる様なキスしか出来ない2人。
それでも、付き合い始めた頃より、距離は縮まっていたのだった。

「デュオさん、私の事好きですか?」

「うん、好きだよ。」







<あとがき>

終わったー!(・◇・)

鬼姉x某王子を出そうかと思ったけど、やっぱやめました。
途中まで書いたんだけどねぇ、こんな感じでw


静寂が包む中、第三者の声がそれを破った。

「自信ねぇ、そんなの最初から持ってる人なんていないでしょ。」

「俺は自信満々だけどね!w」

「姉さん、エンペラーさん!」

現れたのは姉・マリエルとエンペラーだった。
不機嫌極まりない顔をしてる姉に、デュオはたじろぐ。

「えんちゃん、ノーグに行くんでしょ?」

「おぅ、気になるけど用事あるからまたね、デュオ君!
 まりえるん、テレポありがとでしたw」

歯を光らせて手を振ると、エンペラーは走り去っていった。
そして、マリエルはルイを見て頭を下げた。

「ごめんなさい、へたれな弟で・・・。」

「え、いえ、あの・・・。」

戸惑うルイを見て微笑む。
そして、振り返り様に愛用のメイスでデュオを思い切り殴った。
ゴンッ!と鈍い音が響き、デュオは頭を抑えて蹲る。

「いってぇ・・・。」

「女の子に恥をかかせるとは、なんと情けない!」

「だ、だって・・・。」

「異性と付き合うのに、最初から慣れてる人間なんか滅多にいない。
 だからこそ、お互いを思い合いながら行動していくものよ。」

「・・・・・。」

「確かに、私のせいで偏見を持たせてしまったかもしれないけど、さ。」

ちょっとバツの悪そうな声を出して、ルイに向かって振り返る。

「こんな弟だけど、よろしくお願いしますね。えっと・・・。」

「あ、はい、ルイって言います。」

「ルイさんね、私はマリエル。よろしくね。」

ルイとマリエルは握手して、微笑みあう。


都合良過ぎな気がしたのでやめましたw
さて、次回は『王位〜』を書けるかな・・・(゜▽゜;)

んではではw
Kotsubu > デュオくん かこえぇなぁ(*´Д`*) (02/10 14:11)
Kotsubu > そーいや、種族はタルなの?それとも違う種族なのかな? (02/10 16:19)
Mariel > 金ポニはヒュム♀F2w (02/10 16:23)
Luciel > チョコボから颯爽と飛び降りてケアルする事、結構歩けど 決まって相手PCは♂ばかり むー (02/10 18:43)
Mariel > 読み返してみて、チョコ渡してない事に気づく・・・、チョコ渡し編書きますorz (02/13 02:24)

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