つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
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Mariel さんの日記。(5件表示)

03/08 07:37(open)03/08 08:30(45)
つぶらの目が覚めた、この知らせを聞きつけた面々が宿へと戻ってきた。

「皆さん、心配かけて申し訳ないっす。」

「ごめんなさいです。」

ぺこりと頭を下げる2人に、皆は『気にするな。』と答えた。
そんな明るいムードの中で、不意に部屋のドアが開いた。

「ご気分はいかがかしら?」

「お、お前は・・・。」

「ね、姉さん!?」

貂蝉である。
ウィンダスで会っていたマリエル以外は、警戒を解いていた。

自分達を逃がしてくれた。

そう思っていたからである。
・・・もっとも、まったく警戒してないわけではないが。

「それじゃ聞くわ。これからどうするの?」

「あの者の『消去』が完了したら、お任せするですよ・・・。」

「こつぶと一緒っす、お任せするっす・・・。」

「そう、私は戻って、彼を誘い出すわ。皆さんは目的地のロ・メーヴにお越しください。」

『!!』

何故知っているのか?
その疑問を口にしようとするが、貂蝉の目を見た瞬間、言葉が止まる。

「ど、どういう事なんじゃ?つぶらは彼女を知っておるのか?」

ハルトマンは別の問いをぶつける事にした。
これは、皆が聞きたいことである。
つぶらは顔を見合すと、口を開いた。

「倒れた後の事です、こつぶとおおつぶちゃんは夢を見てたです。」

「そっす、おいら達が天界って呼ばれる所にいた頃の夢っす。」

「天界には天使がいっぱいいて、皆仲良しで、平和だったです・・・。」

「ところがある日、1人の人間が天界に現れ、魔物を召喚し大暴れしたっす。」

「つぶつぶのお父さんとお母さんは、その魔物に殺されちゃったです・・・。」

「その前に、おいら達を地上に送ってくれたっす・・・。」

「しかし、良かれと思ったこの行為こそが大罪だったわけよ。」

「大罪、とは・・・?」

ハルトマンが口にする。
続けて、貂蝉が口を開く。

「天使が地上に降りる、それが大罪・・・。
 もう知ってるかもしれないけど、天使は戦闘能力が高いわ。
 だから、それを狙って世界の簒奪を企むような輩が現れる・・・。」

「だから、天使は地上に干渉してはいけないって決まりがあるです。」

「でも、やむなしの事とは言え、おいら達は地上に来てしまったっす。」

「じ、じゃあ、あの手紙は・・・?」

手紙を読んだエンペラーが疑問を口にした。

「あれはこつぶ達が天界から降りて来た時に、お母さんが書いてくれたです。」

「記されているのは、おいら達の今後の事と、天使の力の封印方法、っすね?」

ハルトマンとエンペラーは黙って頷いた。

「しかし、人間を追い返した後に、大天使様が下したのが・・・2人を亡き者にする事。」

「大天使様って・・・、まさか、姉さんも?!」

マリエルの問いに、貂蝉は頷いた。

「そう、私は天界から遣わされた天使・・・。
 もっとも、対天使封印が施されてるから、人間相手に全力は出せないけどね。」

「し、しかし、封印すれば良いのなら、2人を亡き者にする必要はないッス!」

しーびーの言う事はもっともである、が、貂蝉は首を横に振った。

「地上ではどんな事をしようと、封印できない。」
(もっとも、方法がないわけじゃないけど・・・。)

「そ、そんな!?」

「・・・お喋りが過ぎたようね、私はあの男を誘い出し、ロ・メーヴに向かうわ。」

「こつぶ達も向かうです、あの男を倒したら・・・任せるです。」

「おいらも、こつぶと一緒っす・・・。」

「わかったわ。またね、皆さん・・・。」

貂蝉は姿を消し、残ったのは放心状態の皆と、つぶらであった・・・。




*独り言*

お話には関係ない独り言でw

この間、裏世界ことデュナミスに逝って、じゃない、行って来ました♪
写真で見た通り、薄暗くてやな雰囲気でした・・・。
周りでは「6回も逝ったよw」なんて、逝った回数自慢をしてくれた猛者がいたので、
覚悟を決めていたのですが・・・。

綿密な作戦説明(説明とメンバーが揃うまで2時間)のおかげか、私は1回逝っただけでした。
一緒に行ったゼフォンちゃんは、2、3回ほど逝ってました・・・。


わかった事はこんな感じ♪

・取得経験値は0      (私が行った時は0でした、貰えないと思われる?)
・アイテムドロップ率は低め (シーフもいたのですが、ちっとも落としませんでした。)
・噂のAF2が出る     (確認出来たのは赤・竜、今回行ったのはサンドでした。)
・強さ表記は皆NM表記   (計り知れない、ってやつです。2時間アビ使用が仕様w)

こんな感じでしょうか・・・。
最大の敵はモンスターじゃなく、回線の負荷かもしれません・・・。
一度、エラーが起きて落とされました。
他PTでも落ちた人が多数・・・。

それと、初めてプレイヤーキャラに殺されました。

中に『あやつる』を使う奴がいたみたいで・・・。
機会があれば、また突入してみたいです♪
Kotsubu > つぶらにはほぼ関係ない世界みたいですなぁ・・・。見てみたい気はするですけど行ったら瞬殺ですね。で、お話もおおづめです?なかなかなかなか気になる展開ですよぉ♪ (03/08 10:16)
す > カタカナっス (03/08 19:53)
Xephon > 正しくは3回逝ったかな・・2回は百烈拳で即死だった…今度入るときは死なないで済むと願う(;´−`) (03/09 09:44)
Shirokuro > 全力出せなくてあの強さデスカ!?(。。;;; (03/09 23:45)
Ootsubu > 裏世界での経験値ロスト、無しとは言わないけど軽減してくれると案外楽しかったかもと思うっス。気軽に逝けるぐらい。 (03/10 11:21)
Mariel > 最終話を加筆修正中♪ しろくろちゃん、あれは天使の強さを際立たせる為のセリフなのです♪ (03/11 07:26)
Kotsubu > なんか書きたいけど、思い浮かばないですな・・・。 (03/11 08:50)

名前
03/01 11:14(open)03/01 11:32(44)
修行と言って、オンゾゾにやってきた3人は・・・。

「コカ肉〜!!」

「肉ッス!!」

「お肉ー!!」

と、奇声を上げながらコカトリスを切り倒していた。
出る皮と肉を手に入れつつ、全滅させん勢いすら感じさせる。



しばらくの後、辺り一帯にいたコカトリスは1匹残らず狩られてしまった。

・・・この3人によって、である。

「あの・・・。」

「どうしたッスか?猫さん。」

「これじゃ、肉狩りか素材狩りであって、修行じゃないですよね・・・。」

「あは、あははは、おkおkw」
(しまった、ついついアホな事しちゃったぜ・・・w)

睨みつけるような猫さんの視線。
それに耐えかねたのか、エンペラーは視線から逃れながら言った。

「んじゃ、修行しようぜw」



狙いがコカを交えつつ、ゴブリンを倒す。
タコのようなモンスターも倒しつつ、自らの体を苛めていく。

疲労が蓄積し、思うように動かなくなってくる。
たわいも無い攻撃のはずなのに、思った以上にノックバックしてしまったりする。

(この程度なのか、俺は!)

自分を罵倒しつつ、一撃、また一撃と相手を切りつける。

「うおおおおおおおおおおお!!」

渾身のボーパルブレードが炸裂し、敵が倒れた。
そして、疲労困憊となったエンペラー達も座り込む。

「もう、MP空っぽッス・・・。」

「いい汗をかきましたよ。」

「でも、まだまだこの程度じゃ足りないな・・・。」

エンペラーの言葉に、2人が黙って頷く。

「よし、休憩後に続きをやるぜ!」

『了解(ッス)!』



倒れ込むまで敵を倒し、休憩、そしてまた倒れ込むまで・・・。
流石に辛くなってくるのか、休憩の時間が徐々に増えていく。

「今日はここまでにしよう。」

「そッスね、疲れたッス・・・。」

「ええ・・・。」



それから数日後・・・。

オンゾゾ&ウィンダスに散っていたメンバーは、ハルトマンに呼ばれる。

「つぶらが目を覚ましたですじゃ!」


時を同じくして、貂蝉が宿の前に立っていた。

(ここね・・・。)


Kotsubu > 早いにゃっ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 更新が追いつかないにゃっ!?Σ( ̄ロ ̄lll) (03/01 11:37)

名前
03/01 06:25(open)03/01 07:03(43)
ウィンダスについたマリエルは、一目散に目の院へと向かった。
一方、ウィンダス港・飛空挺乗り場に、貂蝉が到着していた。



(天使、天使・・・。)

膨大な数の本の中から、1人で探すというのは時間がかかる。
司書に尋ねてみたかったが、余計なトラブルを避ける為に聞かずにいた。

(あると言っても、童話とかその類のばかりか・・・。
 そうよね、実際にいるなんて思うわけが無いんだし、ね。)

落胆の表情を浮かべる彼女の腕を、いきなり掴む者がいた。

「!!」

掴んだ手の主を見た瞬間、マリエルの表情が凍りついた。
そう、貂蝉である。

「こんな所で会うとはね・・・。」

「ね、姉さん・・・。」

貂蝉は手を離すと、外へと歩き始めた。
マリエルもそれに続く。

「久しぶりね、ジュノ以来だから。」

「ええ、姉さんもお元気そうで・・・。」

「早速だけど、皆はどこにいるのかしら?」

「そ、それは・・・。」

マリエルは答えられない。
勘が働いた、と言えばいいのかもしれない。
口に出そうとした瞬間、言葉が止まったのである。

「答えられない、か・・・。」

「ね、姉さんは牧師の側なのですか?」

「・・・敵側の人間かもしれない相手に居場所を言わない、正解ね。」

「・・・・・・・。」

黙って答えを待つ。
マリエルが聞きたい返事は『否』、であった。

「私は牧師側でもなければ、貴方側でもないわ。」

「!! ど、どういう事?」

「今、ここで説明してもわかってもらえないでしょうから、しないわ。」

「だったら、私も居場所を教えるわけには行きません!」

「そう・・・。ところで、2人は倒れたのかしら?」

「な?!」

何故、その事を知っているのか。
あの船の事を知っているのか、しかし、あの場にはいなかったはず・・・。

あまりの衝撃に、言いたかった言葉が止まってしまった。

「そう。・・・『覚醒』に近づいたわけね。」

「ね、姉さんは何を知ってるの?!」

「答える必要は無いわね。」

「・・・・・・・。」

貂蝉は背を向けると歩き始めた。

「姉さん!」

「これだけは言っておくわ、私も世界をどうこうするのには反対よ。」

「え・・・?」

追いかける事も、その先の事を聞きたかった。
しかし、貂蝉の姿はもう消えていた・・・。

「姉さん、貴方は一体・・・?」

マリエルの問いに答えられる者はいなかった。
だが、いつまでもそればかりを考えてるわけにもいかない事に気づく。

「調べ物をしないと・・・。」

妙に重く感じる足を引きずって、目の院へと戻る。



(あの子の体から潮の香りがした。
 船に乗ってたようね、とすると、マウラかセルビナに天使はいる!)

貂蝉はチョコボに跨ると、港町・マウラへと向かうのであった・・・。
Kotsubu > Σ( ̄ロ ̄lll)まぢで!?さすがまりえるん( ̄▽ ̄)ノ それにしても・・・まりえるんいい人すぎ〜♪貂蝉ちゃん、謎すぎ〜♪ (03/01 08:50)
Chosen > 続き書いたかも〜♪ (03/01 11:32)

名前
02/29 22:30(open)02/29 22:51(42)
港町マウラに到着してからが大変だった。
倒れてしまったつぶらの為に宿をとり、
あらゆる回復魔法・アイテムを試すも効果が無かったのである。

「困ったッスね・・・。」

「ええ、万策尽きました・・・。」

「爺、年の功でいい方法はないの?」

「あったらやっとるわい・・・。」

「う〜ん・・・、自然に起きるのを待つしかないんじゃないか?」

「しかし、あまり一箇所に居続けるのは良くないと思います。」

「じゃなぁ、牧師が追っ手が来るやもしれんしのぅ。」

ここで、マリエルが急に立ち上がった。

「まりえるさん、どうかしたッスか?」

「私、ウィンの目の院で調べてきます。」

『お〜!』

「あそこになら、何かあるかもしれませんから。」

「お願いしますぞ。」

「はい。」

マリエルは宿を出ると、ウィンダスへと向かった。
続けて立ち上がったのはエンペラーであった。

「俺は修行してくる、近くにオンゾゾの迷路と呼ばれる所があるらしい。」

貂蝉に、ホラーと立て続けに負けた事が悔しかったのかもしれない。
しーびー・猫さんもまた立ち上がる。

「オレも行くッス!」

「私も行きます。」

「そういうわけで、留守を頼むぜ、ハルじぃ。」

「わかりましたじゃ、皆気をつけてな。」

3人がそれぞれ答えると、オンゾゾに向かっていった。

「可愛い寝顔をしとる・・・。」

可愛い孫を、ただただ見続けるハルトマンであった・・・・・。
Kotsubu > うおΣ( ̄ロ ̄lll)なんだか楽しみな展開だしっ!!よし、続き書くのだ〜♪( ̄▽ ̄)ノ (03/01 00:32)
Chosen > 書いたぞ〜♪ (03/01 07:03)

名前
02/23 07:40(open)02/23 08:20(41)

「ちょっと・・・、やだってば、もう・・・。」

「いいから行くッスよ!」

モグハウスから出て来たのは2人のタルタル。
1人は恥ずかしそうに、もう1人は背中から押しているようだ。

「ごめん、ほんとに恥ずかしいんだってば!」

「まりえるさんらしくないッスよ?」

「しびきち、私だって恥ずかしいって思う事くらいあるんだけど・・・。」

「オレの中のまりえるさんは、そんな人じゃないッス♪」


一方、そんな会話を聞きながら待っている3人の影。
彼らはモグハウスに通じる、衛兵のいる場所で2人を待っていた。

「何か、騒がしいっすね?」

「そんなに恥ずかしい格好なんですかね?」

「まぁ、俺はどんなんでもおkなんだがなw」

「「・・・・・・・。」」

「おおつぶ・こつぶ、どした?」

「「なんでもないっす(ですよ)、えんちゃん・・・。」」

なんて事を言ってると、マリエルとしーびーが姿を現した。

「「「おーーー!!」」」

「わ、わ、笑いたかったら笑いなさいよ!」

「似合うっす!」

「可愛いですよ!」

「うはwおkkkwwww」

それぞれが感想を述べた。
笑われる事が無かったのが嬉しいのか、マリエルも微笑んで答える。

「あ、ありがと・・・。」

「オレも頑張って作った甲斐があったッスよ。」

自分の仕事ぶりに満足のいったしーびー。

「じゃ、大聖堂に行こうぜ!」

『え??』

「せっかくだし、俺はナイトAF着るからさ、結婚式しちゃおうぜw」

『えーーー!!』


そこからは、あっと言うまでした。
LSメンバーが呼び出され、それぞれのフレを呼び出し、即席で結婚式の準備を整えて、
牧師の前で誓いのキスまでしてるんだから・・・。

「まりえる・・・。」

「何?えんちゃん・・・。」

「その格好、可愛すぎだぞw」

「ば、ばか・・・、で、でも、嬉しい♪」



幸せいっぱいの2人を見て、1人感涙に咽ぶ人がいたとかいないとか・・・。

「と、殿ー!じいは、じいは、今日ほど嬉しい日は無いですぞー!!」

「「じっちゃん・・・。」」






>後書き<

『てんし〜』をお休みして、1話完結のお話を書いてみました。

巷で騒がれている(?)、ウエディングドレスのお話です。
実際に作れるのかどうかは知りませんw
身内で企画する結婚式なら、即興で可能ですが公式は予約をしないと出来ません。

さて、このドレスは色んな所で画像が上がっているのですが・・・・・。
やっぱり、♀キャラ専用装備なんでしょうかね?
♂キャラでも着てる画像があったりもしましたが、タル以外は見たくないですね、♂はw

次回は『てんし〜』を書きたいですねぇ・・・。(書けよ!w
Kotsubu > タルは男女共用(種族がそうだし)みたいですよ。だからガルはないみたいですね。基本は女の子装備みたいです。 (02/23 08:35)

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