つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
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Mariel さんの日記。(5件表示)

03/01 06:25(open)03/01 07:03(43)
ウィンダスについたマリエルは、一目散に目の院へと向かった。
一方、ウィンダス港・飛空挺乗り場に、貂蝉が到着していた。



(天使、天使・・・。)

膨大な数の本の中から、1人で探すというのは時間がかかる。
司書に尋ねてみたかったが、余計なトラブルを避ける為に聞かずにいた。

(あると言っても、童話とかその類のばかりか・・・。
 そうよね、実際にいるなんて思うわけが無いんだし、ね。)

落胆の表情を浮かべる彼女の腕を、いきなり掴む者がいた。

「!!」

掴んだ手の主を見た瞬間、マリエルの表情が凍りついた。
そう、貂蝉である。

「こんな所で会うとはね・・・。」

「ね、姉さん・・・。」

貂蝉は手を離すと、外へと歩き始めた。
マリエルもそれに続く。

「久しぶりね、ジュノ以来だから。」

「ええ、姉さんもお元気そうで・・・。」

「早速だけど、皆はどこにいるのかしら?」

「そ、それは・・・。」

マリエルは答えられない。
勘が働いた、と言えばいいのかもしれない。
口に出そうとした瞬間、言葉が止まったのである。

「答えられない、か・・・。」

「ね、姉さんは牧師の側なのですか?」

「・・・敵側の人間かもしれない相手に居場所を言わない、正解ね。」

「・・・・・・・。」

黙って答えを待つ。
マリエルが聞きたい返事は『否』、であった。

「私は牧師側でもなければ、貴方側でもないわ。」

「!! ど、どういう事?」

「今、ここで説明してもわかってもらえないでしょうから、しないわ。」

「だったら、私も居場所を教えるわけには行きません!」

「そう・・・。ところで、2人は倒れたのかしら?」

「な?!」

何故、その事を知っているのか。
あの船の事を知っているのか、しかし、あの場にはいなかったはず・・・。

あまりの衝撃に、言いたかった言葉が止まってしまった。

「そう。・・・『覚醒』に近づいたわけね。」

「ね、姉さんは何を知ってるの?!」

「答える必要は無いわね。」

「・・・・・・・。」

貂蝉は背を向けると歩き始めた。

「姉さん!」

「これだけは言っておくわ、私も世界をどうこうするのには反対よ。」

「え・・・?」

追いかける事も、その先の事を聞きたかった。
しかし、貂蝉の姿はもう消えていた・・・。

「姉さん、貴方は一体・・・?」

マリエルの問いに答えられる者はいなかった。
だが、いつまでもそればかりを考えてるわけにもいかない事に気づく。

「調べ物をしないと・・・。」

妙に重く感じる足を引きずって、目の院へと戻る。



(あの子の体から潮の香りがした。
 船に乗ってたようね、とすると、マウラかセルビナに天使はいる!)

貂蝉はチョコボに跨ると、港町・マウラへと向かうのであった・・・。
Kotsubu > Σ( ̄ロ ̄lll)まぢで!?さすがまりえるん( ̄▽ ̄)ノ それにしても・・・まりえるんいい人すぎ〜♪貂蝉ちゃん、謎すぎ〜♪ (03/01 08:50)
Chosen > 続き書いたかも〜♪ (03/01 11:32)

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