つぶsと愉快な仲間たち Member List
Profile : hiren
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hiren さんの日記。(5件表示)
回想
(open)
10/31 14:16(2)
ガチャ。
「おーい、こつぶー」
つぶらの部屋のドアを開けても誰もおらん。
ガチャ。
「しびきちやーい」
台所をのぞくも・・・誰もおらんか。
ガチャ。
「おおつぶー?」
寝室にも誰もおらなんだ。
「なんじゃ、三人ともおらんのか・・・」
久しぶりに皆で買い物にでも出かけようかと思ったんじゃがのぅ。
「おお、モグや、つぶらどこ行ったか知らんかのぅ?」
フヨフヨと家の中を飛んでいたモグに聞いてみる。
「こつぶさん達ならマリエルさんとどこかへ出かけたクポ。モグもこれから出かけるクポ」
そっけなくそれだけ言うとまたモグはフヨフヨとどこかへ飛んでいきおった。
「・・・なんじゃ、ワシ一人か・・・」
パタンと読んでいた本を閉じて老眼鏡を外す。
「ふぅ・・・」
孫らが家におらんのですることもなく、読みかけの本を読んでおった。
ゆっくりとお茶をすする。
フと暖炉の上の写真立てに目をやる。
そこにはワシと、楽しそうな笑顔を向けるこつぶおおつぶ、それにしびきちの四人が写っておる。
この写真を撮ったのもかなり前じゃったな。
あの頃に比べれば孫らもずいぶん大きくなりおったわい。
最初、あの子らが家に来たときはてんやわんやじゃったのぅ。
ルシエルが子供のときも世話は婆さんにまかせっきりじゃったから子育てのことなんぞなんもわからんかった。
それこそワシにとっては子育てという名の冒険じゃったかな。
ふっ、と笑いを漏らす。
またゆっくりとお茶をすする。
「あの子らがもっと大きくなって、家を出るようになる時期もそのうち来るんじゃろうなぁ」
ルシエルが家を飛び出した後は独りでの生活に慣れておったが、今は孫らがおらん生活など考えられんようになってしもーた。
きっと、そのときは寂しくなるんじゃろうな・・・
「それにしてもつぶら遅いのぅ。マリエルと一緒なら心配ないとは思うんじゃが・・・」
時計を見ると五時になる少し前じゃった。
「探しに行ったほうがいいかもしれんの」
ピンポーン。
椅子から重い腰を上げると同時に玄関のチャイムが鳴った。
「お、噂をすればなんとやら。帰ってきたかの」
〜続く〜
〜〜〜後書きっぽい何か〜〜〜
今回はハルトマンさんをメインにしてみたり。
前回とはちょっと趣向を変えて寂しい感じを出したかったんですが・・・
どうでしょうか(;゜ー゜)
次回「来客」に続く・・・かも(-_-;)
Kotsubu > お( ̄▽ ̄)楽しみだ〜♪ (10/31 14:31)
Kotsubu > 好きなように好きなこと書いてくさいな。 (10/31 14:35)
Ootsubu > Hiren (11/02 15:27)
Ootsubu > (↑まちげぇた) (11/02 15:28)
Ootsubu > (く・・・またやっちまった。)Hirenの図書館と言うコーナーなど作る用意かなぁなんと思う今日この頃っス(そっとプレッシャ〜?) (11/02 15:29)
Kotsubu > ↑Σ( ̄ロ ̄lll) それも面白そうですな、しかしかかし、やっぱりブレッシャ〜になりそうな予感。 (11/02 15:36)
Kotsubu > しかしかかし、まりえるんも笹銀もおおつぶちんの一言じゃなかったっすかね?( ̄▽ ̄;; (11/02 15:36)
hiren > 勝手に書かせてもらっている身なのですから、こつぶさん達のお好きになさって下さい( ̄▽ ̄) (11/03 15:31)
hiren > むしろ光栄・・・(*´Д`*)でも更新速度は亀並みかもですよ?(-_-;) (11/03 15:32)
Hartmann > 誰が来たんじゃろね・・・ドキドキ (11/03 23:09)
hiren > ガチャ。「ハルトマンたん!いざ、もーにんぐきっす!!」ってオチかもしれませんよ?( ̄ー ̄)にやり (11/04 00:56)
Shirokuro > 煤i ̄□ ̄; (11/04 22:32)
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