つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Koutack
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Koutack さんの日記。(5件表示)

11/23 00:59 僕君のアナザー・ストーリー(謎な上にサイレント風味)(open)11/23 02:24(42)
 僕が目を覚ましたところのは窓の無い、牢獄のような部屋だった。

 目の前には奴と男たちが数人、そして・・・手足が縛られ、服を剥がされたファイリィがいた。
 まだ頭がボーっとしていたが、手や足の感覚から身動きが取れないことに気付く。どうやら縛られているようだ。

 痛む首を少し動かすと、部屋の隅にミリルが僕と同じようにロープで縛られていた。意識はあるらしく、僕が気がついたのを見て何かを言っているが、口を布で塞がれているため、まったくわからない。僕もそれを見たとき、自分もそうされていることに気付いた・・・。

 奴は、僕を見てにやりとし、「まだ死なせない・・・貴様には生き地獄を味わってもらう!」と言い、高笑いをした。

 ・・・止めたい、が体を縛っているロープがそれを邪魔をする・・・

 ・・・・・地獄のような絵が目の前で広がった・・・

 愛する女が・・・目の前で・・・違う、しかも俺を憎んでいる男に・・・犯されていく・・・・

 ・・・必死に叫んだ。言葉にもならない声でずっと叫び続けた。ただ、ただ、叫んだ。同じような音が聞こえる・・・、おそらくミリルも同じ状態なのだろう。
 しかし、奴はその手を止めることは無かった。むしろ、その叫びを楽しんでいた。

 ファイリィの叫び声が部屋中を埋め尽くし続けた。

 僕には聞こえなかった。

 聞きたくなかった。

 ファイリィは、叫び続け、泣いていた・・・ずっと・・・ずっと・・・




 どのくらい経ったのだろう・・・
 ファイリィはもう声も上げず、涙も流さず、人形のように奴、そして奴に雇われた男たちに遊ばれていた。
 ・・・ボロボロだった。心がボロボロになっていた・・・。体なんて在って無いような感じだった。

 「飽きたな」

 奴はそう言うと、部屋に飾ってあるナイフを手に取った。
 僕を刺すのだろうか・・・?まだ部屋には武器は色々ある。・・・今、気付いた。ここは拷問用の部屋だ・・・。そうか、ついに僕自身を痛めつけるのか・・・

 ・・・!?!?!?


 鮮血が宙を舞う。グッタリしていたファイリィが再び叫び声を上げる。

 僕は奴を見た。奴の目を見た、いや、睨んだ。
 ・・・奴は、悪魔のような、死神のような、醜い笑いを浮かべて僕を見た。

 傷を付けながら再びファイリィを犯し始めた・・・


 ・・・・・・・ん?なんだ人数が・・・・・!
 み、ミリル?!嘘だろっっっっ!!

 奴と男たちは歓喜の声を上げていた。
 ファイリィは断末魔のような叫び声を上げている
 ミリルは声にならない“音”を上げている

 ・・・・僕は2人を巻き込んだ・・・。僕が抱えなければならないことに巻き込まれ、人生をメチャメチャにされた・・・。僕が2人を・・・ファイリィとミリルを・・・ボロボロにした・・・

 色々考えた。

 どうにかして2人を助けられないか?何か方法は無いか?

 何も浮かばなかった・・・僕はただ、その光景を見ていることしかできなかった・・・

 ふと、奴が言った言葉が耳に入った



 「あんな弱い奴に関わったからこうなるんだ」


 その前後の言葉はわからない、が、それだけは聞こえた。


 ・・・あいつは強い。しかも周りには同じくらいの強さの男が3人も居る。
 ・・・勝てるはずが無い・・・
 たとえ動けるようになったとしても、2人を救える程の力など、到底無かった・・・


 男たちが笑っている

 女たちが叫んでいる

 僕はそれをただ見ている
 
 タ ダ ミ テ イ ル ダ ケ


 ・・・僕は考えるのを止めた。僕の中の何かが考えるのをやめさせた・・・

 体が動いた

 目を下にやるとロープがちぎられていた。
 体中の痛みも消えていた。
 
 目を元に戻すと男たちが武器を持ってこっちに向かってきている。何かを言っていたようだが、聞こえなかった。

 もう、何もかもどうでもよくなってた。頭が重くなってきた・・・意識がボーっとしてくる・・・
 ただ、体が動いていた。何かに動かされていた・・・

 もう、いいや・・・・・

 僕はその何かに全てを委ねた。
 僕は意識を失った・・・・・



 

 〜〜〜人間には、「理性」というリミッターがある。〜〜〜




 僕は死体の山に立っていた。両手には、深紅に染まった剣が1本ずつ握られていた。 体中が血で染まっていた・・・

 首のない体、黒焦げになった何か、かなり鋭利なもので切られバラバラになった体、ボコボコに押しつぶされた体・・・ 
 僕は何が起こったのかはわからなかった。
 ただ1つ、奴を殺した、ということは足元を見てわかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 あの後、ジュノの警備部隊のような格好の人物が数名こっちにくるのが窓を通して見えた。
 僕はその場をすぐに立ち去った。
     
    2人を置いたまま

 



 今は、人気のまったく無く、誰も来ることの無い小さな孤島に一人で住んでいる。



 もう2度と、人と関わらないように・・・


 もう2度と、人を傷付けないように・・・


〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜

暗いバージョンが精神崩壊時(爺倒せなかったとき)に浮かんでたので、書いてみましたが・・・・

表現とか、内容とか、つながりとか、、、、

本当に下手ですみません  Orz

大いにダメ出ししてください(;´д⊂)  


Kotsubu > は、激しいですね・・・( ̄▽ ̄;;どきどき・・・ (11/23 10:27)
Kotsubu > でも、これはこれで・・・。いろんなヒトのいろんなお話が読めるのが (・∀・)ィィ!!ね!! (11/23 10:29)
Koutack > いやぁ・・・物書きは難しいっす・・・orz (11/26 02:04)
Ootsubu > 同じようなアルファベット・・・。作文すら忘れたっスねぇ、おいらは。('∇') (11/29 21:58)

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