つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
Menu: Home / Manual / Memberlist Top / BBS
Login : name pass
Message : to 'Mariel'

詳細なプロフィールを確認する

Diary Index
Mariel さんの日記。(5件表示)

10/08 07:35(open)10/08 08:01(82)
目の前の老人が、機関銃の様に言葉を発している。
かなり興奮して語るのはいいが、額に浮かんだ血管が今にも切れそうだと思った。

「聞いておるのですか、殿!!」

「あ〜、はいはい、聞いてるって。」

殿って呼ばれてる俺の名はエンペラー。
老人はハルトマンと名乗った、彼曰く、『殿は王になる資格あり!』だそうだ。

「ドラギーユ家が王位をついでから、サンドリアは衰退の一途をたどり、
 自種族至上主義が強まり、多種族の生活しづらい国になっておるのですじゃ!」

「だなぁ、衰退云々は知らないが、生活しづらいのはわかる。」

「で、ありましょう!」

エルヴァーンには愛想がいいのだが、ヒュームの自分には無愛想になるのは当然。
しかも、これが客商売の人間がやるのだからありえない。
と言っても、王になるつもりはないが。

「面倒なのはイヤなんだ、王なんてゴメンだぜ?ハルトマンさんよ。」

「殿に民政を頼むつもりはありませぬ、私が引き受けましょう!
 国を建て直すシンボルになって欲しいのです、殿にならそれが出来るのですじゃ!!」

「しかしなぁ・・・。」

自分の死んだ母親が、現在の王の側室であった。
ある時の房事で身ごもってしまい、宰相から追い出されるように城を出た。
で、生まれたのは俺で、王は公表はしないが認知すると言う書状を届けさせた。
その書状を届けたのが、目の前の老人・ハルトマンらしい。

「確かに、あんたの話からすれば、王位継承権はあるみたいだし、
 問題の1つの至上主義も消えるかもしれない。」

「その通りですじゃ!」

「しかし、俺が王になるのを皆が認めてくれるのか?
 自種族以外の王に、皆は従ってくれるのか?」

「!?」

言われて気づいた、そんな表情になっている。
国を思うのは悪い事じゃないだろうが、始めに気づいて欲しいと思う。

「・・・認めさせるのですじゃ!」

「どうやって?」

「殿自身の素晴らしさ、と言うのはどうじゃろう?」

「って言ってもなぁ・・・。」

俺が考えるのか、そんな事も思いながら、思考の海へと泳ぎだす俺がいた。






<後書き風味>

新シリーズ?
じっちゃん&エンペラーの王位簒奪計画!(ぉぃ
これは、実は前から考えていた1つです。
サンドリアでランク10になると、称号が王位継承者になるとか聞いたので。

王位継承権を持つヒューム・名はエンペラー。

実際にエルヴァーン以外が王になる事はなさそうですが、面白いかな、と。
文中での『自種族至上主義』については、NPCの偉そうな態度から来てたりしますw
全部が全部、ってわけじゃないですが、まぁ多めに見てくださいませ。

他のメンバーがどう絡んでくるのかは、まだ考えきれてません。
そもそも、これの続きを書くのかもわかりませんのでw

でわ!
Kotsubu > (▼∀▼)ニヤリッ (10/08 08:14)
Mariel > ニヤリッって何さw  (10/08 10:49)
Kotsubu > 面白そうだな、のにやりですよ、(▼∀▼)ニヤリッ (10/08 12:04)
Kotsubu > で、未来のサンドリア王妃はまりえるんですかね?( ̄▽ ̄)b (10/08 12:04)
Mariel > ん〜、王妃は誰かなぁ・・・私の予定はありませんよ(▼∀▼)フフリ (10/08 13:53)

名前

Script by senobeya.com
FF11 Member Registration System Version 0.67
Icon by FFXIであそぼうかな
Copyright (C) 2002- SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.