つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
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Mariel さんの日記。(5件表示)

01/20 16:54(open)01/20 17:42(96)
・女博士の休日・

久々に本国へと帰り、のんびり過ごしていた私に、一通の手紙が届いた。

「ご主人様〜、お手紙が着てるクポ〜。」

「ん〜・・・。」

私がモーグリから手紙を受け取ると、封を開けた。


『        有名になったようですわね、冒険者さんへ。

  私、シャントットが、直々にお願いしたい事があって筆を取りました。
         詳しい話はその時にさせていただきますわ。

                             シャントット』


「・・・何を頼む気かしらねぇ、この人は。」

読み終えた手紙をモーグリに渡すと、私は石の区の博士の元へと向かった。


「よく来ましたわね、待ってましたのよ。」

いつもの(?)不敵な笑みとは違い、
歓迎するかのような明るい笑みを浮かべている博士がいた。

「え、えぇ、手紙を貰いましたから・・・。」

嫌な予感がビンビン来る。
元々、物騒な頼み事が多い人なのに、この笑みが私に危険を知らせる。

「そう、世界を渡り歩いた貴方にしか頼めない事なのですわ。」

コホン、と咳払いをすると、話を続ける。

「私・・・、結婚がしたいのです。」

「はい?」

「私の事、貴方は知ってらっしゃるかしら?」


・・・博士は今までの自分の半生を語り始めた・・・


「と、まぁ、こんな私にもやり遂げなかった事が結婚なのです。」

「は、はぁ・・・。」

博士は私に向かって指をさして、こう言った。

「そこで、貴方に私の旦那様を見つけていただきたいのですわ!」

「わ、わかりました。」

「よろしい、流石は私が見込んだだけありますわね。」

博士は誇らしげに胸を張りながら、満足そうに言うとメモを手渡してきた。

「ここに書いてある条件を満たす男性を連れてきなさい、よござんすね?」

私はメモを見ながら、博士の家を出る。

「何々・・・。

 1.金髪のヒューム
 2.鎧が似合うジョブ
 3.タルタルが好き
 4.浮気はしない
 5.実験にも耐えうる丈夫で健康な体の持ち主

 って、凄い条件だよ・・・。」

と、ぼやきながらも、頭の中にある男性が思い浮かんだ。

「あぁ、彼でいいか。」

私は、思い浮かんだ彼にtellを入れる事にした。

「もしもし、私だけど。」

『おぉ、どうしたんだ?』

「あのね、暇だったらウィンダスの石の区に来て欲しいんだけど、いいかな?」

『ん?手伝いか、行くから待っててくれな。』

「うん、ありがと♪」

心の中でごめんと謝りながら、私は彼の到着を待つことにした。


しばらくすると、白金の鎧と金色の髪を輝かせた彼が現れた。

「よぉ、お待たせ!」

「ううん、急にごめんね。」

ちょこんと頭を下げると、彼はぽんぽんと頭を叩く。

「いいって事よ、で、何をすればいいんだ?」

「うん、ついてきて。」

私は、彼を連れて博士の下へと戻った。
中に入ると、博士の視線が彼に注がれるのがわかる。

「ふむふむ・・・。」

「あ、あの・・・?」

戸惑う彼を横目に、博士が私を呼ぶ。

「流石は、有名になっただけの冒険者ですわね。」

「は、はぁ。」

「後は2人だけにさせていただけますわね?」

「わ、わかりました・・・。」

状況がよくわかってない彼を横目に、私は博士の家から出ようとする。

「あ、そうそう、お礼の品は配達で送っときますわね。」

その言葉を聞いて、私は自分のモグハウスへと戻った。



数日後

ウィンダス森の区の競売を見ていると、後ろに人の気配を感じた。

「よぉ・・・。」

「あら?どうしたの??」

振り返ると、彼がげっそりした姿で立っていた。
綺麗な金髪はくすみ、自慢の白金の鎧も薄汚れていた。

「お前なぁ・・・、あれは酷いだろう。」

「どうかしたの?」

彼は博士の家での出来事を語り始めた。

「・・・なんて事があったんだ。」

「あ、あはは・・・。」

想像を越えた事をしていた事実に、私は苦笑いを浮かべるしかなかった。



「はぁ、私の旦那様はどこにいるのかしらねぇ・・・。」

もしかしたら、次回は貴方のモグハウスに、博士からの手紙が届いているかもしれません。







<後書き>

久々に書いたのですが、サンドのあのクエのウィン版を考えてみましたw
ほんと久々なんで、ちょっと支離滅裂っぽいですが勘弁してくださいね(´Д⊂

でわでわ♪

P.S
ここの私と彼は「ここでの定番カップル」の2人ではありませんw
Kotsubu > いやでも、つい考えちゃうよね?定番の2人( ̄m ̄〃)ぷぷっ! (01/20 19:56)
Kotsubu > でもさ、シャントット様の旦那さまになるヒトはどんなヒトなんじゃろねぇ (01/20 19:57)
Luciel > オイラはシャントット様は恋人と二人きりになったらモジモジしてそうな気がするw (01/20 20:42)
Shirokuro > 二言目には攻撃魔法唱えそう( ̄m ̄) でも条件の5てすごいですねw (01/20 23:09)

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