つぶsと愉快な仲間たち Member ListProfile : Mariel
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Mariel さんの日記。(5件表示)

09/08 17:37(open)09/08 17:54(77)
文化祭、その為に必要な小道具・大道具。
それらの資材を求め、ここはいつも以上に賑わっていた・・・。

「資材の申込書は横の箱に入れてください!」

いつもと違う猫さん。
彼女が声を荒げながら、1年生に書き方を教えているのが『資材申込書』。
これに書かれた物を猫さんが用意し、注文主が取りに来るようになっている。

「ほい、300Gのお返しじゃ。」

その横では、用務員のハルトマンがお釣りを渡している。
これが毎年の光景。
忙しそうにしてる猫さんを放っておけず、手伝っているのだ。
本人曰く、『しぶしぶ』だそうだが。

『キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪』

チャイムが鳴ると、生徒達は我先にと教室へと戻ってく。
授業中が2人の休める時間というわけだ。

「ふぃ、毎年毎年激しいのぅ。」

「学園行事だから、盛り上がるのは仕方ないでしょう。」

「まぁ、そうじゃがな・・・。」

椅子に腰掛けているハルトマンに、猫さんが何かを差し出した。

「サンドリアティー、暑いからアイスにしたよ。」

「ありがたくいただくぞい。」

コップからひんやりとした感触が心地良い。
ハルトマンは一気に飲み干して、コップをテーブルに置いた。

「生き返るようじゃわい!」

「もうすぐ逝く予定だけどね。」

「コラァ!」

「冗談だよ、感謝してるんだから。」

怒声を軽く避け、猫さんも手に持ったコップの中身を飲む。

「猫スケ、それは何じゃ?」

見慣れないものだったのだろう、ハルトマンが尋ねた。
猫さんがコップを差し出しながら答える。

「アイスチョコドリンク、甘くて美味しいんだよ。」

「ほう、一口いただくぞい。」

コップを受け取ると、一口飲んでみる。
そして、コップを返すとこう言った。

「甘くて美味いのぅ!」

「でしょう、私はこれが気に入ってるのさ。」

「ふむ、明日はワシにもこれをくれ。」

「はいはい。」

たわいも無い話をしながら、一時の休憩を過ごす2人・・・。

『キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪』

授業終了のチャイムが鳴った。
2人は立ち上がると、仕事の準備に入る。

「じゃ、また頼むよ、爺。」

「おう、『しぶしぶ』じゃが手伝ってやるわい。」

「充分さ、『爺の手も借りたいくらい』に忙しいからね。」

「!?」

なんだかんだと、良いコンビの2人であった。
Shirokuro > 猫の手も借りたい・・・猫が手を借りたい・・・爺の手も借りたい・・・手、手、手・・・次は孫の手か!?煤i ̄□ ̄; (09/08 19:38)
Hartmann > せえーふ・・・ラブコメ路線にならなくてヨカッター! (09/08 22:13)

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